Angry Young Man
Angry Young Man / Hjorthefoto



こんばんは。今日の気分はいかがでしょうか?

最近、ふと口ずさむ曲があります。

吉田拓郎の「人間なんて」です。

うつ症状がひどくて、何もできないころによく聞いていました。

人間なんて ラララ ラララララ
人間なんて ラララ ラララララ

このフレーズが何度も繰り返される歌なんですが、これが胸に響いたんですよね。

「人間なんてクソくらえ!」という怒り。
「人間なんて大嫌い!」という哀しみ。

「いまの 自分もおかしいよ」という歌詞に対しては、「今の私もおかしい~よ~!」と心の中で叫び返たものです。

人間関係の不和に傷付き、それでもなお期待し、葛藤を抱える私に「人間なんて、所詮そんなもんだ」というあきらめを教えてくれた歌。

その後も、人間の愚かさに嫌気がさしていながらも、求め続ける己の姿を映し出す鏡として、私にいろいろなことを教えてくれました。

何度聴いても味わい深い歌です。

「ラ」8文字で、人の心を表現することもできるんですね。


人間なんて ララ~ラ ララララ~ラ
人間なんて ララ~ラ ララララ~ラ


解釈はあなた次第。



<本日のBGM>
よしだたくろう 「人間なんて」 (1971年)