Angry Cat
Angry Cat / zhouxuan12345678



最近、愚痴ってますか?

私の最近の愚痴は、流行ファッションが正解だとドヤ顔しちゃう人に対するイライラ。今年は「プロデューサー巻き」再来で、街中にカーディガンを肩からかけて袖を結んでいる若者が溢れています。それはいいんです。むしろ結構好きですから。私がイラッとするのは、6~7年前に私がカーディガンを肩からかけているのを見て「石田純一じゃん!」と笑っていたくせに、そんなことお構いなくしたり顔で「プロデューサー巻き」しちゃうヤツ。柄パンツもまた然り。

「流行=正解」じゃねぇぞ! バカヤロ、コノヤロオメェ!
コノヤロオメェ、オシャレっつーのは本人が心から楽しむものだぞバカヤロコノヤロオメェ!

あ、取り乱しました。冒頭からものすごいどうでもいい愚痴聞かせちゃってごめんなさい。

そのかわり、私もあなたの愚痴聞きますから。思う存分愚痴ってってくださいよ。ね?

思いっきり愚痴ろう!


というのも、先日、愚痴に関するナイスな論評を読みまして。

人は愚痴をこぼす生き物|雪見、月見、花見。

愚痴の有効性について考えさせられました。そして、「もっと愚痴ろー」と思ったんです。

愚痴というのは、言ってもどうしようもないことをくどくど言うこと。

私は自分の中に溜め込むタイプで、これまでも「いくら愚痴ったって解決しないし、生産的じゃないよね」と思っていました。だから、どんどんイライラやモヤモヤが溜まります。糞づまりになります。すなわち、常に慢性的な心の便秘だったわけです。

このブログの筆者、雪見さんはこう言います。
私も、イライラしたとしても、愚痴や八つ当たりで人にぶつけずに、時が経つのにに任せたり、何かストレス解消をしたりして、折り合いをつけるのがいいのではと思っていました。

(中略)

私が大きくなるにつれて気づいたのは、それらの一人で解消する方法は対症療法でしかなくて、それで減らせるイライラの量を超えて、イライラが次から次へと流入してくることがありえるということでした。

一人でコントロール可能な量を超えて、イライラが増えてしまう人は居るのです。

はい、それ私です。イライラしている自分に対して「こんなことでイライラして、器ちっちぇーな」とさらにイラついてしまったり。

でも、自分の中に生まれた感情をいくら否定しても消えることはありません。コントロールすることは大事ですが、感じちゃったもんは紛れもない事実で、どうしようもありません。それが今の自分なんだから。

大切なのは、その感情をいかにして処理するか。吐き出すか、排泄するか、いろんな腺から分泌させるか。

その際、「共感」を使うとスッキリできると雪見さんは言います。
愚痴を聞く相手も、同じような「愚痴の種」を抱えていて、共感が得られた時、お互いにそのイライラはスッと消え去ります(消えないまでもかなり減ります)。

分かりやすい例では、同じ職場の同僚と飲みに行って、共通の上司に対する不満を語り合う時なんて、まあ非常にスッキリしますよね。それはお互いに共通の「愚痴の種」を抱えているからです。

なるほど、確かに。

あなたと私が抱える共通の「愚痴の種」は、うつ病・うつ状態。その忌まわしき「うつ」に対する不満を語り合おうじゃありませんか。

ツラいもんはツラいんです


さらに、雪見さんは踏み込みます。
「愚痴」を言う人は、内心もう既に、正論をもって自身を責めているのです。

 
正論の視点からすれば、自分の方が「違う」――それは分かってる・・・でも、やっぱり辛い。。。

と、その正論と自分の感情とのジレンマに既に悩まされているのです。他人から言われずとも既に分かっているのです。

そうそう、そうなんですよね。

うつ病、しんどい。つらい。苦しい。

もう死にたい。でも、周りに迷惑かける。だからダメだ。そんなこと考える自分は親不孝だ。そんな私は価値がない人間だ。いや、違う。もう私は死ぬしかないって、こんなこと言っても解決しない。でも、言わずにはいられない。あぁぁ~……。

仕事しなきゃ。お金稼がなきゃ。いつまでも親のすねかじってちゃいけない。あー、どうしよう。今の私にできる仕事が見つからない。焦る。でも、焦りは禁物。わかってるよ、でも、仕事しないと。つらいけど、うつ病を抱えながら頑張っている人もいるんだし……。あぁ~もう!

みたいな。「愚痴」と言うと悪いことのように思ってしまいますが、こういう思いを持つことは全然悪いことではないですし、むしろ当たり前の反応。

私たちは、身体が冷えた時にくしゃみをしたり、眠い時にあくびをするのと同じように、イライラが募ると愚痴をこぼす生き物なのです。

そして、それはまるで呼吸のように、止められると死ぬことだってあるのですよ。

呼吸と同じ……、確かにそうかもしれないですね。正しく生きることを自分に強要しすぎると息苦しい。それが、生きづらさ。だから、自分の心に生まれた反応を素直に愚痴ろうよ、と。

愚痴る際のお作法


雪見さんは最後にこう締めくくります。
「愚痴」をこぼすとは言っても、なるべくこぼれないように、まるで注ぐように、できるかぎり跳ね散らないように、意識しないといけないのです。


愚痴をこぼすけれども、こぼさない。


多分、それが愚痴星人の掟なのです。

愚痴星人の掟。これはまったくその通りですね。

では、うつ病に関する愚痴をこぼす際の注意点は何か考えてみましょう。うつ病のつらさを愚痴るときは、当事者以外の人に気を付けることが必要ですね。特に、
  • うつ病になったことがない人
  • うつ病がどんな病気か知らない人
  • つらいのを我慢して生きている人
これらの人に「ゆううつだ」「気分が落ち込む」とこぼすだけでも、反感を買ってしまうことはあります。「うつ病の苦しみは経験した人にしかわかならい」。だからこそ、配慮が必要となってくるわけです。

対策として、「こんなこと言っちゃいけないんだけど」「こうすべきだとは思ってるんだけど」というような前置きをすると少しは安全度が高まるでしょう。

「つらい」「苦しい」という思いを抱えている画面の前のあなたへ


愚痴るときには注意が必要ですが、うつ病で症状がひどいときは、「そんなこと構わずに、とりあえず毒を吐き出して!」と私は思っています。だって病気ですからね。緊急時に悠長なことは言ってられません。

もちろん一番良いのは、リアルの世界で誰かに話を聞いてもらうこと。でも、なかなかうつ病を理解してもらえないことは多い。そんなときには、このブログを利用してください。

もしかしたら、「うつ病なんて甘えだろ?!」という怒りを持った人が訪れ、コメントをされることもあるかもしれません。

でも、私はあなたの愚痴をすべて受けとめますから。ぜひあなたの声を聞かせてください。

今はコメント欄に書き込んでいただいて、それに回答する形式を取っています。今後どうするか検討中ではあるのですが、しばらくは今のままでいこうと考えています。みんなのコメントを共有することで得られることは多いと思うんですよね。そして実際に、あなたの愚痴が他の誰かを救うこともあるから。

ありがたいことに、このブログにコメントをくださる方はみんな優しくて思いやりのある方ばかりです。私もそんな暖かいメッセージに支えられてブログを更新しています。

今、画面の前で「つらい」「苦しい」という思いを抱えているあなたへ。この場所にいる間は、あなたの本音を隠さなくても大丈夫。思いっきり愚痴っても大丈夫。

よかったらまた遊びに来てください。愚痴でも何でも24時間受付中。一緒に「スッキリ」を共有しましょ。


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