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【お悩み相談】

私の母は、優れた才能を持った人です。そんな母親に私は見捨てられました。幼くして自宅から遠く離れた知人の家に預けられることになったのです。

そして、私は12歳のとき実家に戻りました。父の事業を継ぐための勉強をせよ、と。

しかし、私が17歳のとき父は亡くなりました。自死でした。

父の亡き後、母は実家を引き払い、父のビジネスをすべて清算して、新たな地で第二の人生を楽しんでいます。

私の人生には絶望しかありません。母は私に愛情を感じていないようです。私は母の「人形」だったのです。一方、父は仕事人間で、家庭を顧みる人ではありませんでした。母は寂しかったのでしょうか? 私は母の気持ちを理解することができません。

私の心に巣食う黒々としたものは一体何なのでしょう。孤独感、人生の悲惨さを思い知る毎日です。




【返信】

つらい経験をされてきたんですね。そして、今も。

私の薄っぺらな人生では計り知れないほどの深遠な絶望。なんと言葉をおかけしたらいいか……。

ただ、あなたのお母様への想いは伝わってきました。お父様を亡くされ、あなたもお母様も悲しい思いをされたのでしょう。しかし、お母様の身の振り方にあなたは困惑されている、そんな姿が目に浮かびました。

あなたがお母様の才能を認め、本意を知ろうとしていらっしゃること、それはあなたの優しさ、思いやりの深さを表しています。自分の寂しさよりも、お母様の寂しさを優先し、ひいては、あなたの中でお母様の存在がいかに大きく重要なものであるかということを感じさせられます。

それを思うと、今あなたが置かれた状況は、つらく悲しいものです。「孤独感」「人生の悲惨さ」という言葉では表現しきれないほどに。

親子や家族の問題は、根が深く複雑でデリケート。私が簡単に語れるようなことではありません。

それでも、あなたが今苦しみを味わっているのなら、何か力になりたい。私にできることはないでしょうか?

あなたが抱えている思いを聞くこと。
孤独感について語り合うこと。
人生がいかに悲惨で絶望に満ちたものであるか、共に考えること。

問題は解決しないかもしれませんが、少しでもあなた気持ちがラクになるのなら。

あなたの心に穏やかな時間が訪れることを祈るばかりです。