気持ちが落ち込んで、暗い気分になったとき。同じことばかり考えて、悩みが頭の中でぐるぐる回り続けてしまうことってありませんか?

今日は、そんなモヤモヤを切り替えてくれる言葉をご紹介します。

落ち込みと、さよならしましょう


ある日訪れたブログで「なるほど!」な言葉を見つけました。
”Why?”をいくら突き詰めても、状況は改善しません。
 むしろ、落ち込んでいく一方。

「”Why?”より”How?”」って、シンプルな言葉にして唱えてみれば、けっこう切り替えやすくなりそうな気がするんですよ。

琥珀色の戯言 [本]【読書感想】挫折を愛する ☆☆☆より)


なるほど、確かに。まったくもって、その通りです。

これは、落ち込んでばかりの毎日にさよならするための魔法の言葉かもしれません。

うつ病の人のための簡単な落ち込み対処法


鬱々した気分やマイナス思考を断ち切る方法は2つ。

①考えるのをやめる
②ふて寝


これが私の考えるもっとも効果的で簡単な対処法です。

感情が高ぶっているときに気持ちを切り替えるのはなかなか難しい……。

ならば、強制終了してしまえ!


ちょっと雑な方法ではありますが、うつ病を相手にするならば、これぐらいで丁度いい。不安や恐怖、落ち込みなどの不快感に意識を向けさせないのが狙いです。

「なぜ?」より「どうやって?」で悪循環を断ち切る


先のブログを読んで気付かされたこと。

それは「How?」を考えることです。

「なぜ?」「どうして?」と原因を探しても、うつ病がよくなるわけではないということは実感としてありました。

でも、「なぜ?」と考える代わりに「どうやって?」を具体的に考えようとしたことはありませんでした。

「なぜこうなってしまったのか?」は、過去への疑問。
「これからどうしようか?」は、未来への疑問。

前を向いて歩いていくために、「どうやって?」を考えることは大事ですね。

うつ病のときの思考はコントロールできない


とは言え、うつ症状がバリバリ出ているときには、「どうやって?」を考えようにも、心と身体がついていきません。

「こうしよう!」→「何もできない……」→「私はダメだ……」
「どうしよう?」→「何も思いつかない」→「私はダメだ……」

こんなふうに、「どうやって?」という疑問ができない自分を責める原因・きっかけになってしまいます。

そもそも「どうやって?」を考えられなくなるのは、うつ病の症状のひとつとも言えます。頭がボーっとして、集中力・判断力がなくなってしまう。薬の副作用によって思考が鈍ってしまう場合もあるようです。

そんなときに「前向きに考えましょう」と言われるのは、なかなかつらいもの。

例えば、「頑張って」という言葉。元気を出してほしいという切実な願いから出た言葉だったとしても、患者本人がそれを重荷に感じれば、余計につらくなってしまいます。

うつ病を患う者にとって、前向きに考えることがいかに困難なことか……。

魔法の言葉:使用上の注意点


「どうやったらラクに過ごせるかな?」と考えてみることは良いこと。

しかし、「『どうやって?』と考えなければならぬ!」「考えられない自分はダメだ!」という切迫した考えは自身を苦しめます。

うまくできないのは、病気だから。決して心が弱いわけでも、甘えているわけでもありません。

だから、自分を責める必要はナシ!

ご使用の際には、このことをお忘れなく。

コツさえつかめば、魔法の言葉は大きな力を発揮するはずです。

まとめ:できることから、コツコツと。


気持ちを切り替える方法のひとつとして、「”Why?”より”How?”」という考え方は役立ちそうです。

しかしながら、その言葉だけではうつ病に負けてしまうこともあるかもしれません。それぐらい「うつ」は厄介。

頭の中でモヤモヤがいっぱいになって、「オーマイガー!」と叫びだしそうになったら、

「”Why?”より”How?”」

この考え方を思い出しましょう。

ダメなら潔く諦めて、考えるのを一切やめる。
それでも考えずにいられないのならば、寝る。

ひとつ選択肢が増えましたね。

テレレレッテ テッテー

 ナミは レベルが あがった!
 ナミは 黒魔法を おぼえた! 
ホイミ、ベホイミ、ベホイム、ベホイマ、ベホマ

ちょっとドラクエ風に……。

ドラクエみたいなゲームって、うつ病治療に通じる部分がありますね。レベルや経験値を上げるにはコツコツ積み重ねるしかないという点で。

うつ病治療もゲームのように考えられたら……。

そんなお気楽さも必要かもね。


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後悔・不安・焦りに効く、ぐるぐる思考に陥らないための具体策