「今の苦しみから解放されたい」
「もっと自由に生きてゆきたい」
こんな思いを強く感じること、ありませんか?
うつ病療養中は心身ともに不自由で、さまざまな苦悩に縛られた窮屈な生活を強いられます。
私もそうでした。それでも、自らを励ます言葉を見つけることで、少しずつではありますが、ざわついた心を落ち着かせることができるようになったように思います。
今日はそんな私の体験談と共に、ある作品をご紹介いたします。
カオスな状況を統一した言葉
今日、書類整理をしていたらメモを見つけました。
「気付いたらはみ出していたというのがベスト」
これは私が病気になってから書いたものです。治療を始めて1年ぐらい経った頃でしょうか……。
この頃は、頭の中でさまざまな考えが常にぐるぐる巡っていました。神経過敏だったのか、感性が研ぎ澄まされているような感じで、まさにカオスな状態でしたね。
そんな中で、マイブームとなっていたマンガがありまして。そこから得た考えを自分なりに解釈したのが、この言葉です。
嗜好はそんなに変わらない
うつ病治療中、私がハマった作品。それは『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』です。
うすた京介先生の代表作。「シュールなギャグ漫画」と説明されることが多いようです。私は昔からこのマンガが大好きで、高校生のころは相当読み込んでいました。
うつ病で休職し、何年か振りにマンガを読む時間ができて久しぶりに開いてみたら、すっかりハマってしまったんですね。私の中の「マサル熱」の盛り上がりは猛烈なものでした。
Let's はみ出し~!
で、冒頭のメモ。「気付いたらはみ出していたというのがベスト」 解説させていただきます。
「すごいよ!!マサルさん」の作中には、「はみ出す」という言葉が何度も出てきます。
「はみ出す」というと、非行に走るとか悪いことするとかいうようなイメージが思い浮かぶかもしれません。あと「はみだし刑事情熱系」とか。
私がイメージしていたのはそちらではなくて、言葉の通り「収まるべき枠の中に収まらず、外へ出る」状態です。
わかりやすい例を挙げますと、ガストの「はみ出しステーキ」なんかがピッタリですね。
(こちらのブログから画像をお借りしました)
これは、はみ出すことが目的ではなく、枠からはみ出してしまう程の中身の充実度を表現しています。私はこれを自分自身に当てはめて考えました。
「心の泉が溢れんばかりのエネルギーをもって、我は自由に生きるのだ!」
まぁ、こんな感じです。なかなかおっぱっぴーな状態だったんですねぇ、ハイ。何にしても、うすた京介さんの世界によって、私のネガティブハートは救われました。めでたしめでたし。
自分を癒す方法を模索中のあなたへ
あなたを救うモノ・コトは必ずあると私は信じています。自分の好きなこと、夢中になれること、うっとりしてしまうこと、などなど。
意外と身近なところに隠れているかもしれません。楽しみながら探してみてはいかがでしょうか?
理性的な考えに捉われず、自由に感性を働かせると「気持ちいい!」スイッチが発動します。すると、たくさんの「いいね!」を集めることができます。あとは、それを実践して気持ち良くなるだけ。
あなたも、自分の心を潤す“イイコト” 見つかるといいですね。
私もまだまだ探索を続けますよ~。
モキュ~
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん メソぬいぐるみ
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