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「お金がない!」うつ病・無職・貧乏暮らしをサポートする制度
うつ病患者さんが使える主な社会制度についてまとめています。

130608ワンルームで頭を抱える無職の男性。今後の不安と葛藤

「うつ病になってしまって、働けそうにない……」
「休んでいる間の収入がなくなってしまったら困る!」
「働かなければ生活できない……!どうしよう?!」

これらの経済的な問題。うつ病で休職・退職された方なら一度は通る道ではないでしょうか。

お金の心配をし出すと、いてもたってもいられない。仕事復帰に焦ってしまう。その心境、本当に本当によくわかります。つらいですよね。

そうして焦り焦った結果、うつ病がなかなか回復しなかったり、再発してしまったり。そういう事例は少なくないようです。
>>「お金がない!」よくある貧困妄想、6つのQ&A

私自身もそうでした。
>>社会復帰を焦ってはいけない理由
>>警告!「仕事をしなければ」という思考は、焦り地獄の始まりです

ということで、今日は、お金の心配が尽きないあなたに送ります。働けない! お金がない! 生活できない! 3つの“ない”地獄から抜け出すために。お金に関する支援制度についてまとめました。

働けなくても生きてはいける


うつ病をはじめとする精神疾患を抱える人のための支援があるのはご存知ですか? 経済的な負担を減らすために定められた制度です。例えば、「健康保険の傷病手当金」「自立支援医療」「精神障害者保健福祉手帳」など。

この他にも、経済的に不安を感じている人をサポートする制度はいくつかあります。大きく分けると以下の6つ。
  1. 医療費を助成する制度
  2. 病気で仕事ができないときの保障制度
  3. 失業等給付 
  4. 生活費の保障
  5. 税金が安くなる制度
  6. 精神障害者保健福祉手帳

その人の置かれている状況や環境に合った支援が適用されます。

とりあえず今は「へぇ~、そーなの」と受け流しておいてください。ただ、一つ覚えておきたいのは、お金に困ったとき、これらのセーフティネットがあなたを助けてくれる、ということ。このことを知っておくだけでも、切迫した気持ちが少しは和らぐはずです。

では、さまざまな経済支援制度を以下にまとめます。カーソルをくるくる~っと転がして、軽く眺めてみてください。

お金に関する支援制度まとめ

1.医療費を助成する制度

2.病気で仕事ができないときの保障制度

3.失業等給付

  • 求職者給付
  • 就職促進給付
  • 教育訓練給付
  • 雇用継続給付

4.生活費の保障

[精神疾患治療を受けている人への支援]
  • 生活保護
  • 特別障害者手当
  • 障害年金
  • 特別障害給付金
  • 特別児童扶養手当
  • 障害児福祉手当
  • 扶養共済制度
  • 生活福祉資金(低金利の融資)
[生活に困っている人への支援]
  • 雇用保険
  • 職業訓練受講給付金
  • 住宅支援給付
  • 生活福祉資金貸付
    • 総合支援資金
    • 福祉資金
    • 教育支援資金
    • 不動産担保型生活資金
  • 臨時特例つなぎ資金貸付
  • 生活保護

5.税金が安くなる制度

  • 障害者控除と特別障害者控除(所得税・住民税の控除)
  • 自動車税・軽自動車税及び自動車取得税の控除

6.精神障害者保健福祉手帳



最後に


正気驚きました。「こんなにたくさんあるのか!」って。こういう類の手続きって煩わしそうで、どうも敬遠してしまいます。

そんな私のような面倒臭がり屋さんでも理解できるよう、支援制度についての詳細をご紹介できたらと思っております。

順次UP予定 (しばしお待ちを……)



<参考サイト>