自殺に関するニュース。
自殺者15年ぶりに3万人下回る うつ病、多重債務対策など奏功

 政府は18日、平成25年版「自殺対策白書」を閣議決定した。24年の 全国の自殺者数は前年比2793人減の2万7858人となり、9年以来、15年ぶりに3万人を下回った。内閣府自殺対策推進室は「国や自治体などで進めら れてきた鬱病患者や多重債務者らへの自殺予防策が一定の成果をあげた」と分析。一方、20歳代の自殺死亡率(10万人あたり)は高まる傾向にあり、若年層 への効果的対策を急ぐ必要性も指摘した。

msn産経ニュース 2013年6月18日 10時45分配信
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130618/trd13061810480001-n1.htm

自殺動機に挙げられたのは、「健康問題」「経済・生活問題」「家庭問題」。

さらに、自殺死亡率が20歳代で高まる傾向にあり、「就職失敗」「進路の悩み」などの自殺動機が目立ったとのことです。

うつ病でも社会復帰できるのか?


うつ病で療養中の場合、先のニュースにあった動機がすべて当てはまる場合もありますよね。病気だけでも大変なのに、身の回りのさまざま問題に悩まされる状況。これはかなりキツイです。

その中でも「仕事」に関する問題は切実です。「就職失敗」や「進路の悩み」は、「経済・生活問題」につながっています。

今後どのようにして社会復帰していけば良いのか? 非常に難しいところです。

とにかく焦らず、回復を待つことが一番なのは間違いありません。しかし、現実はなかなか厳しく、それが叶わないケースも多い。そのような場合は一体どうしたら良いのでしょうか?

うつ病と診断されてから、社会復帰までの流れ


うつ病治療と仕事を両立するために必要なことは何か知るために、フローチャートを作ってみました。

うつ病と診断されてから、社会復帰までの流れです。
社会復帰までのフローチャート(カラー)

重要なポイント・現実的な選択かな?と思う部分に色を付けてみました。

社会復帰、特に就職活動が必要な場合には、ハードルがいくつもあります。ここには書いてありませんが、再発の可能性も忘れてはいけません。

これらのことを考慮すると、やはり「復職は慎重にすべき」という結論に至ります。

最後に


まずはしっかり休むこと。そして、ある程度回復して自信が持てるようになるまでは、本格的な就職活動は控えた方がよさそうですね。無理は禁物。寛解まで回復してから考えるのが理想でしょうか。

しかし、支援制度を利用しても、まだ経済的な不安がある場合はどうしたらいいのか?

残念ながら今の私では、この疑問に答えることはできません。今後、良い解決法をご紹介できるよう、自分なりに模索し考えていこうと思います。