Bird / “Caveman Chuck” Coker
自分を責めるネガティブ思考で頭がいっぱいになってしまったとき。
「事実」と「自分の考え」を分けることで気持ちを落ち着かせる、という対処法に出会いました。この方法を提案しているのは、社会福祉士のayukkoさん。
社会福祉士が教える こころの病気とのつきあいかた(ブログ)
社会福祉士は、病気や障害、家庭環境など生活の問題を抱えた人たちをサポートする福祉分野の専門家。福祉施設や制度についての相談にも応じるお仕事だそうです。
ブログ内容は、「病気があってもできるだけ快適に過ごす方法」や「病気の人との接し方」などの実践的な対処法。具体例と共に、とてもわかりやすく書かれています。ayukkoさんの優しさや人柄も伝わってくる素敵なブログです。
さて、本題に入りましょう。注目は、2013年8月25日の記事です。
つらい過去・忘れられない過去と向き合う 3.「事実」と「自分の考え」を分ける
私の「おぉ!なるほど!」ポイントは、2つ目。
「~と私は思う」「~と病気が言わせている」をつける
具体例も引用させていただきます。
私って一日中寝てばかりで役に立たない人間だ
+と私は思っている
私はいつまでも昔のことを悩んで未練がましいやつだ
+と明るい未来が見えないからそんなふうに思う
私はもう何もかもダメだから死んだ方がましだ
+と私の病気が言わせている
たった一言付け加えるだけで、冷静な視点が生まれます。この他に、「~と私は悩んでいる」「~と感じている」というのもアリですかね。
もう誰も信じられない
+と私は悩んでいる
いつもモヤモヤして、落ち込んでばかり
+と感じている
心の底から思えなくてもOK。「~と病気が言わせている」という俯瞰的な視点に気付くだけでも、感情ののみ込まれ方は変わってきます。
そういえば、「ゾウの目」と「アリの目」と「トリの目」で物事を見ることが大切だと教わったことがあります。さまざまな角度から見るように心がけよと。なかなか難しいですけどね。
感情に振り回され、苦しくなったら。
「~と私は思う」
「~と病気が言わせている」
とりあえず、この言葉を付け加えましょう。声に出すと、より効果的。
唱えるだけで、自動的に冷静な視点を教えてくれる不思議なおまじないです。
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